大町グラウンドワーク ワッパランドの会 第2回打合会報告
平成11年12月10日
窓口:市役所農林水産課管理係
0261-22-0420(内線661)
〒398-8601大町市大字大町3887
 「水と雑木林のビオトープ」づくりの第2回打ち合わせ会が、11月26日(金)夜7時より、十日町
公民館で行われました。参加者は30名。小雪がちらつく中、大勢の方にご参加いただき、本当に嬉しく
思っています。 
 テーブルに並んだお料理は、おそばも漬物もきのこ汁も、十日会の方の手作り。特におそばは直前に
皆さんで打って茹でてくださったもので、そばを育てるところからの手作りとか。おかげさまで、たい
そう美味しく、心温まる打ち合わせ会になりました。懇親を兼ねたこういう会もたまにはいいものですね。
参加できなかった方のためにも、そのうちまた、次の機会をつくりたいと思います。
当日の話の内容は次のとおりです。

まず、市から、前回参加者に提出していただいたアンケートのまとめを報告しました。(別紙資料参照)
アンケートに寄せられた主な意見としては、
* 既存の水路に石を置くなどして変化を付ける。
* その他に池やせせらぎを新たに作りたい。
* 駐車場・遊歩道・トイレなどの設備が欲しい。
* 蝶やスズムシ、山野草など、様々なテーマを持つ楽しいゾーンを作りたい。
* 様々な生き物が棲息できる空間にしたい。
* 子供たちが遊べる空間にしたい。
* 開拓の碑や、水を温めるためのぬるめなども、文化の一つとして伝えていきたい。
* ゴミや管理の問題をどう解決するのか検討が必要。
* 昔ながらの里山のような利用法で、雑木林の保全を試みたい。
この他、静岡県三島市のグランドワーク活動を参考にした進め方についての意見もありました。
また、専門家から次のようなアドバイスをいただいてきることも紹介しました。
* 大町市全体といった広い範囲のエリアの中でこの空間をどう位置づけるかが大切。周辺の緑地の中で
 の位置づけも。
* 対象範囲をどうしたいのか、保護ゾーン・緩衝ゾーン・利用ゾーンのどれに該当するのかを明確にし
 て計画する。

次に、参加者一人一人に意見を述べていただき、フリーディスカッションに入りました。
その中で次のような方向で話が進みました。
* 何をつくるかという話の前に、現状(棲息動物・植生など)をしっかりと調査する 必要がある。
* 地元の人たちが春先、水路管理のための一斉作業をするときに、皆で一緒に作業を行い、まずは現状
を理解する。

また、その地域に今いる生き物やもともといた生き物を保護・復元すべきだという意見に対し、そんなこ
とよりも、訪れる人にとって楽しく魅力ある空間にすることを第一に考えるべきだとの意見があり、どこ
でバランスをとるか、熱い議論が交わされました。

最後に次の3点について確認して会を閉じました。
* 訪れる人に自然を楽しんでもらえる場にしよう。
* 春先の作業に向けて、4〜5つのグループに分かれて案を練っていく。
* 地元上原地域の皆さんの意見を最優先にしていく。

話合いの内容を受けて、市では次頁のようなグループ分けを考えてみました。
来年からは、それぞれの方にグループに分かれていただき、整備にあたっての基本的な考え方や方法、
実際の作業内容などを検討していただきたいと思います。
「水と雑木林のビオトープ」グループ分けと検討内容(案)
A.水辺に関わるグループ
既存のものや自然とのつき合い方について
  ・砂の問題、ブヨ駆除剤
  ・石を置くなど、水路に変化をつけること
  ・農業用水路としての機能を高めること
  ・冬期、水を流すのか
利用について
  ・この場を使っての遊び・学習会の提案・計画
  ・園路・橋、観察スポット・案内板などの設置
  ・水力の有効利用
  ・安全性の確保
調査について
  ・何をどうやって調査したらいいか
  ・自然観察会などの調査イベントを計画

B.はらっぱ・雑木林に関わるグループ
  既存のものや自然とのつき合い方について
  ・どんな考え方で整備をするのか(保全・復元・創出)
  ・どんなものをつくりたいか
  ・外来種への考え方、どんな生物を呼びたいのか
利用について
  ・この場を使っての遊び・学習会の提案・計画
  ・どんな人を呼びたいのか・どんな利用を目指すのか
  ・ゾーニング(保護・緩衝・利用)
  ・園路、観察スポット・案内板などの設置
  ・従来の里山利用のモデル(枝打ち・下草刈り・薪割りなどをイベント化)
調査について
  ・何をどうやって調査したらいいか
  ・自然観察会などの調査イベントを計画

C.マネージメントに関わるグループ
全体に関わること
・広域の中での位置付け(周辺緑地、ホテル・別荘などとのネットワーク)
・他地域の事例などの情報収集
・一斉作業・調査に向けての段取り
広報に関わること
  ・情報誌発行、インターネット関係の連絡窓口
  ・参加者募集、名称募集
  今後の進め方

12月上旬  前回全体会の報告、グループ分けの呼びかけ通知を発送。
       12月下旬 各グループの構成メンバー確定
  1月第3週 第1回グループ会議
(1月17日〜21日の週で設定し、年明けに改めて通知します。)
  2月上旬  第2回グループ会議
  2月下旬  他地域の事例視察、全体会議
  3月    第1回目の一斉作業にむけて準備
        新規協力者募集
 4月    一斉作業(砂上げ、下草刈り、やぶ片付け)
これ以降はいよいよ本格的な活動がスタート。
     *年間通して調査
 *園路・橋などの位置を決めるための現地確認
	 *園路づくり、橋づくりなどの一斉作業
	 *子供向けのイベント
	 *環境学習会           などを計画していきたいと思います。
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会計報告
11月26日、第2回打合わせ時の会計は以下の通りです。
残高については、次の機会に繰り越します。
収入  27,000 円(1,000円 × 27人)
支出  24,855 円
 残高   2,145 円
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私たちの取り組みが、次のホームページで紹介されています。
長野県ホームページ ボランティア・NPOの 講座・セミナーイベント情報
http://www.pref.nagano.jp/seikan/seibun/volunter/event.htm
山岳博物館ホームページ http://www.ntcs.ne.jp/sanpaku/alpine.htm

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