大町グラウンドワーク 「ワッパランドの会」 経過報告&アンケート集計結果
平成11年11月26日
窓口:市役所農林水産課管理係
0261-22-0420(内線661)
〒398-8601大町市大字大町3887
前回の集まりでみなさんに現地を見ていただいた後、ご意見を事務局までお寄せ下さいと、
アンケートを配りました。10数名の方が記入してくださり、さまざまな楽しい提案や現実的
な指摘など、多くの意見が寄せられましたので、ここにそのまま紹介します。これをもとに
計画を具体化して、楽しく作業に入れればいいですね。冬の間にじっくり案を練りましょう。
なかなか集まりに出席できない方、アンケートを出しそびれている方、全然かまいません。
いつからでもお気軽にご参加ください。お会いできるのを楽しみにしています。
11月5日、日本ビオトープ協会静岡支部の方数名が視察にみえました。
いくつかアドバイスをいただきましたので、簡単に紹介します。
大層興味をもってくださり、地元の人たちの意見を大切にすすめてほしいとしながらも、こ
れまで様々なビオトープづくりにたずさわってきた視点からとのことです。
詳しいレポートをご覧になりたい方は事務局まで。
	  
アンケート結果まとめ  〜寄せられたアイディアから

      

春の川掃除に合わせて全体の手入れ。(前もって切る物切らない物をはっきりしておく)
駐車場の設定(図に示した所より分湯槽の近くの方が良いかもしれない)
自然環境としては充分豊かなので、これを活かす形での整備を前提として、もっと人が林や
水路に入りやすいように、下草や砂などを片付ける。(残すところは残すことも必要)
人を呼びこめば駐車場も必要になると思いますが。
ハイキングコースに加えられるような場所に。
ゴミ拾いは植物の繁茂しないうちにやる(5月がよい)
トイレ、水呑場、駐車場、ベンチ。
危険の無いようなつくりになる様に。
池をつくり、岸にその地(自生)の木を植える。
植物の名札を立てたり、下草刈りをする。
生
物
ビオトープに行けば、だいたいの山野草が観察することが出来る様なスポットを作りたいと
思います。特にサイシン類の草を増やし、将来的にヒメギフチョウ類が棲めるスポットにし
たいと思います。なお、草苗は手持ちが若干あり、利用したいと考えております。
温水路入口部分は、砂止め用の深い池にし、温水路は図のように玉石を敷詰め、小魚・カワ
ニナなどの自然に住める水辺にする。
まわりの空間は、虫たちの住める草原・自然林を活かした林、緑の空間にする。
温水路に石をおいて、魚・昆虫が棲めるように。
下草を刈って地面に光をあてる。鳥・虫・きのこがたくさん棲めるように。
ホタルがすめば、夏に楽しめる。(夜になると思うので、夜間、水辺等で危険が無いように)
子供は生物(虫・魚・鳥)が好き。生物が来る様になれば、子供も自然に楽しんで利用できる
と思う。
私共の十日会では、スズ虫・メダカ等の飼育を進めてきていますので、なるべく自然にかえす
ような整備を進めてもらいたい。
めだか、ホタル、カブトムシの棲む場所に出来ればうれしい。
動植物が住める場所づくり、水辺を重点的に。
水路下を網で止め、魚つかみ取り。
害虫とそうでないものの区別。どこまで害虫をおさえるのか。
もし生態系に影響がないようなら実のなる木や草(ナルナシ、アケビ、ハシバミ、どんぐり、
ツルコケモモ、ワイルドストロベリー、クワなど)を植えても、林に入る楽しみにつながりよ
いかと。
ヤブ片付けの時に出た枝を束ねて林に置いておくと、虫の家になるのでは?
子
供
自然にとけこんだ水洗トイレ、子供たちが自然の中で遊べる施設。(例えばアスレチックなど)
子供は水も好き。水遊びも好き。
山の子村を意識した川の子村的な楽しい水辺空間になるだろうか。
水
辺
ぬるめのところどころに中の島を作る。(石又は木材で、魚が取れる所も作る)
ぬるめの水深を15cmほど深くする。(魚を放すため)
池と流れの位置を設定する。(全体が良く把握できてから土地の高低等を見て)
ぬるめの岸はコンクリートの上から丸太等で生物が住みやすくするといいと思う。
温水路は地元(上原地区)の農業水なので、現在よりも現在よりも水質の悪化をしないように
望む。
水道周辺の手入れ、整地など。
ため池を作り、ため池に住める昆虫・小魚及び子供たちの遊び場を作る。
温水路をわたるつり橋を作る。
農
業
地元で取れた野菜・果物などの販売できる施設を作る。
昔の里山のように手入れをしつづけていけるシステムづくり。(落ち葉の堆肥利用など)
碑があるので、入植、ぬるめなどの歴史を知る場になってもよい。
上原地特産の農産物の提供(販売)も出来れば良いと思います。
管
理
ゴミ等の持ち込みが絶対に無いようにしなければならないと思う。
出来上がったら管理者も必要だと思う。
人が多く入ることによる「ごみ」の問題、また、秋のタバコの火などによる枯草の火事が発生
するおそれがあるので、これらのことにも注意が必要と思われる。
静岡県三島市のグランドワークを視察しましたが、「水」をキーワードにつくられており、市
民手づくりなのでみんなに愛され、それぞれの方が自発的に手入れをしており、いつでも美し
い状態でした。そんな物になれば大変うれしいです。
カブト虫、クワガタ等を営利目的で捕まえる者が来ると、必ず荒されてしまうと思う。
子供も含め多くの人が身近な自然として楽しめる場所となってほしい。そのためにも危険な動
植物やマナーについての啓蒙も必要。案内や学習会を設けたり、保林のための募金も必要では
ないでしょうか。
方
法
ある程度見通しの良くなったところで全体を散策できる小道を作る。(テープで示して話し合い)
 同時に橋の位置を決める。(橋は間伐材で丸太作り)
植栽したい植物、生息に欲しい虫や魚や動物達を挙げて貰うと、中の島や池、流れ、林の感じは決
まってくると思う。
出来る限り現状を把握し、又、ぬるめ池がどのような役割をしてきたのかを理解した上で、計画づ
くりに進むのが良いのではないでしょうか。
みんなが愛せる様、なるべく多くの方に参加して、自ら手をつかい、つくり上げてもらえれば良い
と思う。
出来ることから始めて、次々に整備していく。
全体がまとまった時、再度整備内容ごとに参加者を公募する。例えば、あずま家、火遊びできるゾ
ーン、旧水路を利用してカブト虫。
地区の農家の方の意見を大切にして進めて下さい。
完成後の維持管理も含めて計画を立てて下さい。
全体の完成した時の絵図、作業手順。
整備する植物、保護する植物を分け、人が入りやすい林にする。
そ
の
他
上原地区または大町全体の発展につながるような場にしていきたいと思います。
現地を見ていないため何ともいえないが、出来る限り協力させていただきたいと思っている。
私は池田の人間ですが、大町の方だけでなく、大北地区はもちろん、広域から来たくなる様な物。
「水と雑木林のピオトープ」整備について(私案)

1.考え方(田園空間上原の一画としての整備)
 上原は開拓の碑があるように歴史のある地域であり、北アがぐっと迫ってくるような恵まれた自然環境
におかれています。それに加え、この地域は人を引き付ける「田園空間」の雰囲気を多分に持っています。
当地にビオトープを考える場合、これら上原全体の特色を念頭におくことがまず大切でしょう。

2.整備のイメージ(農村風景の夜元・上席親水公園)
@  小川の復元
 「ぬるめ」の入口付近で水を分岐させ、蛇行させた水路を極力ゆっくりと流す。水草の繁った水路を水が
ゆっくり流れることで燐などが除去される。自然の浄化カを示す他、そのような環境にあった生物を移殖す
ることも考えられる。
A 雑木林の整備
 下草加りや定期的な枝打ちを実施し、かつて、人の生活と生山が密接に結び付いていたころの環境を復元
する。下草刈りは、場所によって草の高さを変えておくと生物の種類が増える。蝶の食草を植えることも考
えられる。
(大町の生物リストから削除されたギフチョウを復活させることができないでしょうか。)
H  農業景観の復元(可能な区域外も含む)
例=石積み水路、古い堰、土水路、木製水門、石のくり抜き管路、あぜ遣、レンゲ、かかし、他
(「昔の水路」を何かに使えないでしょうか。)

上原地区「ビオトープ計画」ついて
                               (社)大町青年会議所
2000年度理事長 佐藤 悟

上原地区「ビオトープ計画」について、青年会議所からは事業の目的と進め方について提案します。

1.目的
次のことを「ビオトープ」整備の目的の一つとして位置付ける。
市民を主役として、世代や立場を越え、かけがえのない郷土をニューミレニアムに向けて、
共に考え行動していくこと。

2.進め方
 前回10月24日は、趣旨説明・タイムスケジュール案説明・ビオトープ専門家同行の現地視察・
感想等発表などが行われました。以後、こんな進め方はいかがでしょうか。
11月
	 *情報誌(議事録)第一号発行(名称の募集)
*広報活動・参加者募集の検討
12月 
	*市民を主役とした活動例として、グラウンドワーク実例の学習会を開催
*イメージ作り(ワークショップ)・計画案づくり
*他地域視察計画
 2月	 *計画案発表 → 討論会 → 評価
 3月	 *実施企画書作成 予算
平成12年度
 4月〜	 *第一期 作業実施
 *管理

3.必要と思われる役割(グループ)係等
*幹事会
*事務局・会計 文書伝達 会計 調整 会議開催
*企画・渉外  運営 企画検討 計画案策定 対外渉外
*広報・動員  参加者動員募集 企業団体との交渉 広報活動 
*管理     実施後の現地管理 メンテナンス 検討実施

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