大町グラウンドワーク
「ビオトープづくり」
第一回打ち合わせ報告

平成11年10月27日
「水と雑木林のビオトープ」づくりの第1回打ち合わせ会が、10月24日(日)朝9時より、
上原公民館で行われました。参加者38名という思わぬ大人数に、呼びかけた市役所もびっ
くり。欠席者10余名を併せると総勢50名を超えそうです。途中参加も歓迎。大勢で楽しく
進めたいと思います。
当日はお天気にも恵まれ、専門家の先生を交えての現地見学では、思い思いに林に分け入
ったり水路を歩いたりと楽しいひとときを過ごしました。参加者の中には「ぬるめ」の水
温を計ってみたという方もいて、入口7.4℃、出口8.4℃と1℃温まっていることがわかり
ました。
その後公民館に戻り、どんな整備をしたらいいかという意見を交えて自己紹介をした後、

今後の進め方について話し合いました。進め方について決まったことは次のとおりです。
* 本日配布したアンケート用紙に記入して、11月半ばまでに事務局に提出。
  それをもとに次回会合を開く。
* 今年度中に全体の整備計画について見通しを立て、来春から作業に入る。
* 当面の課題は、今まで地元で行ってきた水路管理(草刈り[4月]、水路に
 堆積する砂の片付け[4月]、水路へのブヨ駆除剤の投入[5月から毎月])につ
 いて、来年どうするか。
アンケート結果
こんな空間にしたい
▽懐かしさのある空間を。
▽自然環境としては恵まれている。自然と人間の関わりの一つのあり方を提示できるような
  場にしてみたい。
▽市の広報では「ビオトープ」づくりとあるが、今日皆さんがみたところは既に一つのビオ
  トープ。これからこれをさらに良いものにしていきたい。
▽ケバケバしい施設ではなく、都会の人も地元の人も心が休まるような施設を。
上原開拓の碑を見てきた。歴史のあるところなので、そういったものも大切にしていきたい。
▽ 来年度、動植物調査、水質・水温調査などの基礎調査をしたい。
▽ 地元として、地域全体のこれからを考える上でも注目している。

まず現地の掃除から始めよう
▽まずゴミ片付け・ヤブ片付けから。その後調査に入ればよい。
▽危ないトゲのある下草などを刈り、あとはなるべくそのままで。
▽砂が多い。ゴミが多い。周辺状況を理解して整備に入って欲しい。
▽地元の人が水路掃除をするとき、一緒に作業をしてもらって全体像をつかんでもらいたい。
▽ ヤブ刈りをする必要がある。自然は放置すればいいというものではなく、適度な管理が必要。

たくさんの生き物が棲める環境づくりを
▽林の中に鳥も棲めるような見とおしのいい場所を。
▽生き物の棲める水辺を。
▽カジカのいるような水辺にできたらと考えている。
▽メダカの棲めるような水たまりをつくってみたい。ヨシやクヌギのある場所も見つけた。
  カブトムシやスズムシの棲める場所につくっていきたい。
▽水路がコンクリート三面張りということに絶望した。ビオトープとして整備するには最悪の条
  件だ。が、今日カゲロウの幼虫を見つけた。水生昆虫も全くいないわけではない。イワナ・
  ホタルなどが棲めるようになればいい。
▽水辺環境としては、流れと同時に溜まりも必要。流れの生態系と溜まりの生態系は違うので、
  あの場所に池づくりも考えてみたい。
▽クマの糞もクマ棚もあった。クマもビオトープの一員である。クマ棚を子供たちに見せること
  もできる。
▽セイタカアワダチソウなど、望ましくない外来種も入ってきている。セイタカアワダチソウは
  花粉症の大敵、他の植物にとっても大敵。根から毒素を出して周りの生物を枯らしてしまう。

子供たちと一緒に考えよう
▽子供の頃から興味はあった。せっかくきれいな水が流れているのに、川にしては死んでいるな
  と思っていた。これを生きた川にできればと思う。
▽子供たちも一緒に参加を。
最近の学校では、水辺に近づいちゃいけないと教えられる。子供が水辺に親しめる環境を。
▽これだけ流れが緩やかで、子供が入って遊べるような水空間は大町にもあまりない。
  山の子村と並ぶような、楽しい水辺空間になればと思う。子供の心にも水を流すような空間に
  したい。
▽昔のままの自然をここで取戻し、子や孫に見せてあげたい。
▽ 子供の好きなことは水・昆虫・焚火。そういう視点から考えてみたい。

こんな問題点もある
▽何かやるならば農業用水を下に不便のないように使っていかなければならない
地元の人間として、農業のこれからも定まらないが、農業用水路の機能は損なわないように配慮し
  て欲しい。
▽人が入ってくるとゴミも入ってくるし、火事の危険なども考えなければならない。全然知らない
  場所に人が入ってくるとどうなるか、しっかり考えるべきだ。
▽砂についてはもっと根本的に上流の方からも考えなければいけない。
▽水質も、季節によってはあまりよくない。水質保全も考えていきたい。
大町グラウンドワーク「ワッパランドの会」事務局
窓口:市役所農林水産課管理係
0261-22-0420(内線661)
〒398-8601大町市大字大町3887

戻る